昔の結婚

昔の媒酌結婚は、媒酌人たちに結婚の責任の一半を負わせるという結婚形式でした。仲人口に
だまされたとか、のったとかいうふうにしばしばいいました。しかし、もうこうした不思議な言
い草はやめるのが本当だと思います。いったん、結婚してしまった以上、それが成功するのも不
成功になるのも、みんな当事者たちの責任なのです。結婚に失敗してから、仲人を責めたところ
でどうなりましょうか。仲人はどんなに親切であっても、借金の保証人とはちがうのです。
交際結蟠、つまり、一定の期間交際してそれから結婚するというやり方は、結婚してからの責
任を全部自分たちで負うということを前提としたものでなければならず、結婚してからの責任を
全部自分で負い込むだけの覚悟と自信がないぱあいには結婚してはいけないということです。交
際とは、このことを自分であらかじめたしかめる、自分に納得させるということなのです。
もう一度書いておきますが、恋愛結婚がいいか見合結婚が悪いか、そういう問題について放送
討論会かなんか承たいに、論じてみたところで、問題はちっともケリがつかないということです。
かりに、あなたがこういう討論のはてに、やっぱり媒酌結婚の方が安全でいい、という結論に達
したとしましょう。そのぱあい、あなたは両親や知人にたのんで、相手の人をさがしてもらうこ
とができます。けれども、その反対にやっぱり恋愛結婚でなければいけないのだという結論にあ
なたが到達したとしましょう。あなたは誰かにたのんで恋人をさがしてもらうことができるでし
ようか◎恋人の候補者をいくたりも紹介してもらうことができるでしょうか。つまり、媒酌結婚
か恋愛結婚かという、あれかこれか、は、ほんとうのところ、あんまり意味のない議論であり、
非実際的なあれかこれか、なんだろうと思うのです。
出会いのチャンスはここにあります。

参考:結婚相談所 選び方
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